※ 本記事は実体験をもとにしたポイ活目線の比較記事です。
手数料・ランク制度・サービス内容は変更になる場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
ポイ活用の銀行を選ぶとき、
「PayPay銀行か、住信SBIネット銀行か?」
という話になることはよくあります。
どちらもポイ活民に人気の選択肢で、名前を見かける機会も多いネット銀行です。
ただ、この2つの銀行は「どちらが優れているか」というより、
「何が違うのか」を理解しないと選び方を間違えます。
特にことら送金への対応有無という、
ポイ活の現金移動フローに直結する違いがあるので、
そこも踏まえてしっかり整理します。
両方を実際に使っている僕の視点で、ポイ活用に「どっちをどう使うか」を解説します。
それぞれの銀行の詳しい使い方やメリット・デメリットは、以下の記事で解説しています。
→ PayPay銀行のレビューはこちら
→ 住信SBIネット銀行のレビューはこちら
【重要】
2026年8月3日より、住信SBIネット銀行は「ドコモSMTBネット銀行」に社名変更予定です。
口座番号・キャッシュカード・各種サービスはそのまま引き継がれます。
本記事では執筆時点の名称「住信SBIネット銀行」で統一しています。
結論:役割が違うので、比べるより使い分けるのが正解
先に結論を言います。
PayPay銀行と住信SBIネット銀行は、
ポイ活において担う役割が明確に異なります。
どちらか一方を選ぶよりも、
2口座を目的別に使い分けるのが最も効率的です。
- 現金化したポイントの「受け取り・管理・日常使い」
→ PayPay銀行 - PeX経由の交換先・ATM引き出し・他行への資金移動
→ 住信SBIネット銀行
まずはどちらか1口座を作りたいという人には、
PayPay銀行から始めるのがとっつきやすいです。
慣れてきたら住信SBIを追加すると、手数料コストがさらに下がります。
2行の比較表(ポイ活目線の主要ポイント)
| PayPay銀行 | 住信SBIネット銀行 | |
|---|---|---|
| ATM手数料(月初回) | 無料 | 無料(ランクにより月複数回) |
| ATM手数料(2回目以降) | 3万円以上は無料 | アプリATMなら回数無制限・無料 |
| 3万円未満は165円 | ※2026年5月以降のスマートプログラム適用 | |
| 他行振込手数料 | 145円(条件付き無料) | スマートプログラム無料回数内なら無料 |
| ことら送金 | 非対応 | 対応(10万円以下・無料・回数無制限) |
| PayPay連携 | スムーズ・手数料なし | 非対応(要通常振込) |
| PeX交換先の相性 | 可(標準) | 良好(手数料メリットあり) |
| 口座開設のしやすさ | PayPayアカウント連携 | スマホのみで完結 |
| スマートプログラム | なし(シンプル) | あり(2026年5月改定で条件変更) |
※ スマートプログラムは2026年5月以降、ランク判定が残高・給与受取等に変更
「ことら送金」とは?スマホアプリを使って銀行口座間でお金を送れる仕組みです。
対応している金融機関同士であれば、1回10万円以下の送金が手数料無料・即日。
通常の銀行振込とは別のルートで動くイメージで、住信SBIネット銀行は対応済み、
PayPay銀行は現時点で非対応です。
ATM手数料:「アプリATM」の有無が大きな差になる
- 月初回は無料
- 2回目以降は3万円以上の引き出しなら無料
- 3万円未満なら165円
「まとめて月1回引き出す」スタイルであればほぼ無料で使えますが、細かく何度も引き出したい場面では手数料が気になり始めます。
住信SBIネット銀行には「アプリでATM」という機能があります。
スマホアプリを使ってセブン銀行・ローソン銀行のATMで引き出すと、
ランクや回数に関係なく手数料が完全無料です。
※ 2024年12月より回数無制限・完全無料
ATMを複数回使う可能性がある人には住信SBIネット銀行の方が圧倒的に有利です。
少額をちょこちょこ引き出したい月があっても、アプリATMを使えば一切コストがかかりません。
この差が、「ポイ活の引き出し口座」として住信SBIを選ぶ理由のひとつになっています。
他行への資金移動:ことら送金の対応有無が分岐点
ここが2つの銀行の大きな違いのひとつです。
住信SBIネット銀行は「ことら送金」に対応しています。
1回10万円以下の個人口座への送金であれば、回数に関係なく手数料ゼロ・即時でお金を動かせます。
アプリが自動的にことら送金を適用してくれるので、特別な操作は不要です。
一方、PayPay銀行はことら送金に現時点で非対応です。
PayPay銀行から別の銀行口座にお金を移したい場合は通常の銀行振込となり、
1回145円の手数料がかかります(三井住友銀行あては無料、PayPay銀行間は無料)。
ポイ活でよくある
「住信SBIに一度受け取り、PayPay銀行にまとめて移す」
という流れを想定すると、
住信SBI → PayPay銀行への移動がことら送金で無料になる一方、
逆の PayPay銀行 → 住信SBI は通常振込の手数料がかかります。
この非対称性を理解した上で使い分けると、無駄なコストを避けられます。
PayPay連携:PayPay銀行の独壇場
PayPayと銀行の連携については、PayPay銀行が圧倒的に有利です。
PayPay残高とPayPay銀行口座の間でお金を動かすのは手数料ゼロ・即時。
アプリ上でそのまま操作できるので、
「ポイントをPayPayマネーとして使いつつ、余剰分は銀行に移す」
という運用がスムーズにできます。
住信SBIネット銀行はPayPayとの連携機能を持っていないので、
PayPayへの入金は別途PayPay銀行や銀行からのチャージが必要です。
PayPayを日常的によく使う人にとっては、
PayPay銀行をメイン受け取り口座にする理由のひとつになります。
PeX経由の現金化:住信SBIネット銀行が有利
PeXというポイント交換サービスからの現金化に使う場合、
住信SBIネット銀行の方が手数料を抑えやすいケースがあります。
また、ことら送金に対応しているため、
PeXで受け取ったお金をその後PayPay銀行に移したい場合も無料で動かせます。
「PeX → 住信SBI(交換) → ことら送金でPayPay銀行に移動」
という流れが、現状では最もコストを抑えた現金化フローです。
スマートプログラム(住信SBI):2026年5月改定に要注意
住信SBIネット銀行のスマートプログラムは、2026年5月に判定条件が大幅に変わりました。
以前は「アプリにログインするだけでランク2」でしたが、
改定後は預金残高(50万円以上でシルバー相当の達成条件のひとつなど)や
給与・年金の受取有無などの実態が反映されるようになっています。
ポイ活専用のサブ口座として少額しか預けない使い方だと、
キャッシュカードATMの無料回数はベーシック(月2回)止まりになる可能性があります。
ただし「アプリでATM」は引き続きランク不問・無制限無料なので、
アプリATMを主体に使えばスマートプログラムのランクはさほど気にしなくても問題ありません。
SBI証券と口座を連携(SBIハイブリッド預金を利用)することでランクの条件を満たしやすくなります。
投資に興味がある人は、この機会に連携しておくと一石二鳥です。
PayPay銀行にはこのようなランク制度がないため、
仕組みを気にせずシンプルに使いたい人にはPayPay銀行の方が管理しやすいです。
「自分はどっちを選べばいいか分からない」という方は、
このあと目的別に分けて解説しているので参考にしてください。
目的別:どちらを選ぶべきか
PayPay銀行から始めるべき人
- PayPayを普段からメインで使っている
- ポイ活で現金化したお金の受け取り口座を1本に絞りたい
- 月1〜2回まとめて引き出すスタイル
- 銀行の仕組みをあまり気にせずシンプルに使いたい
- 口座開設のハードルを低くしたい(PayPayアカウント連携で最短当日)
住信SBIネット銀行を選ぶ(追加する)べき人
- PeX経由でポイントを現金化することが多い
- ATMを月に複数回使いたいが手数料をかけたくない
- 他行へのお金の移動をことら送金で無料にしたい
- SBI証券と連携して投資も始めたい
- PayPay銀行の手数料体系が使い方に合わない
両方持つのがベスト
2口座を以下のように使い分けると、ほぼすべての場面でコストゼロのフローが作れます。
① ポイントを各サービスで現金化(アンケートサイト・PeXなど)
↓
② 住信SBIネット銀行で受け取り(PeX経由の場合は特に有利)
↓ ことら送金で無料移動(10万円以下の場合)
③ PayPay銀行に集約・管理
↓
④ PayPay銀行からATMで引き出し(月1回・まとめて)
またはPayPay残高に移してそのまま日常使い
口座開設はポイントサイト経由がお得
口座開設は、以下の2つの方法があります。
- すぐ開設したい → 公式サイト
- 少しでもお得に開設したい → ポイントサイト経由
① すぐ開設したい人
すぐに使いたい場合は、公式サイトからの開設がスムーズです。
▶ PayPay銀行を公式サイトで開設する
▶ 住信SBIネット銀行を公式サイトで開設する
② お得に開設したい人
ポイントサイト経由なら、キャンペーンでポイントがもらえることがあります。
モッピーやポイントタウンで案件を確認してから申し込むのがおすすめです。
※ 時期やサイトによって案件がない場合や条件があるので注意してください。
▶ モッピー公式サイトで案件を確認する
▶ ポイントタウン公式サイトで案件を確認する
まとめ
PayPay銀行と住信SBIネット銀行は、
優劣の問題ではなく「役割分担の問題」です。
PayPay銀行はPayPay連携・シンプルな管理・現金の集約先として。
住信SBIネット銀行はATM引き出しの手数料最小化・ことら送金での口座間移動・PeX経由の現金化として。
この2役割を使い分けると、ポイ活の現金化フローを最大限に効率化できます。
どちらか1口座から始めるならPayPay銀行。
両方揃えたら住信SBIをサブとして使う。
このシンプルな方針で、手数料を気にせずポイ活を楽しめるはずです。
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